デジタル教材は、今や授業では必須に
2021年6月2日、スタディプラス株式会社は、全国の高校教科主任を対象に、デジタル教材の導入アンケートを実施し、結果を公表した。
すでに全学年に導入済み、一部の学年に導入済みを合わせると約3割強に上ることが判明。今後利用を検討していると回答した分も合わせると約8割弱に上り、今後はデジタル教材が授業で使われる主流の教材となることが予想される結果となった。
なお、公立高校よりも私立高校の方が、導入検討している割合が高く、デジタル教材の導入に前向きであることがうかがえた。
私立高校については、意思決定が早い傾向があるが、同時に授業ではデジタル教材が1人1台という時代が、目の前に来ることを示している。
紙面版を取るか、電子版を取るか
デジタル版の教材について、先生としては教えやすいという意見がある一方で、生徒側では教材の操作方法に不安を覚える、目が疲れやすいなどの問題点も指摘されている。
デジタル教材の採用について、賛否があることは知られているが、そのようなメリットデメリットを把握するうえでも、紙面版、もしくは電子版をトライアルで利用することも検討されている。
いずれにしても、先生や生徒が納得のいく形、操作などがなじめず授業の理解度に影響が出る可能性があることを理解する必要がある。
(画像はプレスリリースより)

スタディプラス株式会社
https://info.studyplus.co.jp/2021/06/02/1852