無観客でも国を超えて声援を送る!その様子を見える化
オンラインコミュニケーションにおける参加者の表情画像解析や音声解析などから、参加者1人1人の反応をフィードバックするなど、最新情報技術を用いた分析サービスや関連コンサルテーション事業を展開するベンチャー企業、株式会社I'mbesideyou(以下、I'mbesideyou)は7月28日、「UNION OF EMOTIONS」プロジェクトを7月23日より開始していることを発表した。
開催中の東京オリンピックにおいて、世界中の人たちが声援を送り合う様子を独自の感情解析AIにより可視化するもので、すでに14を超える国々、79を超える都市から2万超の応援が世界各地へと送られているという。
この「UNION OF EMOTIONS」は、五輪閉会式が行われる8月8日まで提供される予定だ。利用は完全無料で、広告掲載などもなく、誰もが自由に参加できる。
応援で、感情で、つながり合う感動を共有
「UNION OF EMOTIONS」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客開催となった「東京2020オリンピック」の出場選手へ、自分の今いる場所から声援を表現して送ろうというサービス。言語は日本語と英語をサポートし、参加ユーザーはアスリートへの応援を動画や写真で表現し、投稿することができる。
投稿・送信されてきた応援コンテンツは、I'mbesideyouの感情解析技術によって可視化が図られ、Web画面上の地球を模した球で表現される。
動画や写真の投稿に抵抗があったり、コンテンツの作成が難しかったりするユーザー向けに、ワンクリックで応援する今の気持ちを送ることができる仕組みも、リリース後に追加実装された。
「Happiness」、「Sadness」、「Neutral」、「Surprise」、「Fear」、「Anger」のボタンがあり、より気軽にプロジェクトへ参加、出場選手へエールを送ったり、自身の思いを世界の異なった場所から観戦している人々と共有し合ったりする感覚が得られ、場所の制約があっても、五輪という国際スポーツイベントを通じた感情でつながり合う実感をもつことができるとする。
無観客という異例の開催になったオリンピックで競技するアスリートのために、会場での生観戦を楽しみにしていた世界のスポーツファンに、自社の技術で何ができるか、考え抜いた結果をかたちにしたという「UNION OF EMOTIONS」。
コロナ禍にあってもスポーツの力、人の力を信じるために、新たな時代の希望へと変えていくために、展開されるプロジェクトとして注目されている。
関心のある人は、声援登録やサービスサイトURL、ハッシュタグ「#UNIONOFEMOTIONS」のシェアを行ってみては。
(画像はプレスリリースより)

株式会社I'mbesideyouによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000066162.html