自動運転に必要不可欠な技術を有する企業の買収
2021年7月15日、ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社(以下 ウーブン・プラネット)は、CARMERA, Inc.(以下 CARMERA)の買収に至ったと発表した。
ウーブン・プラネットは、トヨタ自動車の子会社であり、自動運転に必要不可欠な次世代道路情報解析を得意とするCARMERAを買収することで、より安全な自動運転の実現を目指すこととなる。
なお、自動運転を世界中に広げるため、ウーブン・プラネットの拠点である、東京、シリコンバレー、ロンドン、ニューヨークなどを中心に活動するとしている。
高精度マップは、自動運転のカギとなる
自動運転を実現するためには、カメラ、センサーなどの車載デバイスから得る情報だけでは不十分であり、悪天候時や路面状況が悪い場合は信頼度が低下してしまう。
これを補完するため、予め道路の状況をデータとして取り込んで置き、外部からのデータが取得できない場合でも、安全な自動運転を実現することを目指している。
なお、道路状況や車線の状況などの情報をも認識し、把握することで、高精度な自動運転を実現することが可能となる。
また、世界各国でも状況が変化するため、それらにも対応ができるよう基礎データの取得、及び地図情報更新を含む管理も適時行うことも可能である。
(画像はプレスリリースより)

ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/35589851.html