コンタクトセンターが対象
2021年10月12日、株式会社日立製作所は、顧客からの声を集めるコンタクトセンターの通話音声データを、クラウドを利用しテキスト化するサービスの開始を発表した。
俗に、サポートセンターやコールセンターと呼ばれる部門での、ユーザーからの問い合わせなどの音声を自動でテキスト化し、クラウド上で集約し、一元管理しようというものである。
リモートで対応している場合も考慮し、在宅オペレータの通話データも対応することが可能であり、サービス向上につなげることができると期待される。
コロナ禍での営業業務を支援する
昨今のコロナ禍において、営業活動の自粛を余儀なくされ、直接対面での対応が難しい状況になるに伴い、顧客の要求や是正を促すVOCの反映力が低下している。
逆にコンタクトセンターにおいては、非対面でVOCを聞くケースが増えており、より要望などの管理、分析が重要になってくる。
今回は、通話によって得られた音声データを自動でテキスト化し可視化することが可能である。加えて、デジタル化することでデータに見出しを付けて、検索、分析を容易にし、有効活用をしやすくしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日立製作所
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/10/1012.html