決済サービスでの本人確認が可能
2021年12月7日、株式会社Liquid(以下 Liquid)は、デジタル口座管理決済サービスである「エアウォレット」アカウント開設時の本人確認に、顔認証などにAIを活用するサービス「LIQUID eKYC」を導入すると発表した。
「エアウォレット」は、株式会社リクルートと株式会社三菱UFJ銀行との共同出資会社株式会社リクルートMUFGビジネスが提供するサービスであり、銀行口座入出金無料、管理送金、決済サービスの利用が可能で、通常のキャッシュレス決済より手数料が低いのが特徴である。
口座開設には本人確認が必要
一般的に、銀行口座やキャッシュレス口座開設時には、本人を確認するための証明書の提示が求められるが、利用者が実在する人物であるかを確認することが必須である。
この確認方法にはいくつかあるが、職場への電話連絡などが行われるなど、利用者にとっては困惑するケースも存在していた。
今回は、この本人確認の部分をAIによる技術を用いて、免許証、マイナンバーカード、自撮り写真、生体認証、OCRなどから特定することにより簡素化されている。
なお、これにより、申込者による口座開設までの離脱率を3パーセント以下に抑えることに成功した。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Liquid
https://liquidinc.asia/2021-12-07/