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新溶媒抽出方法を採用した金属リサイクル研究が開始される

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新溶媒抽出方法を採用した金属リサイクル研究が開始される

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環境負荷低減が可能な方法
2021年11月18日、三菱マテリアル株式会社は、日本原子力研究開発機構(JAEA)発のベンチャー企業である、株式会社エマルションフローテクノロジーズ(以下 EFT)と共同で、新しい溶媒抽出法を用いた、金属リサイクル技術の研究に着手したと発表した。

エマルションフロー法と呼ばれる金属抽出技術であり、溶媒を用いることで金属とそれ以外へ二分することが可能であり、効率よく、かつ高精度で金属を分離抽出できる。

なお、従来の溶媒抽出法と比較しても、装置の小型化、自動制御が容易、コスト抑制、環境負荷低減が可能であることが特徴として挙げられる。
金属抽出
レアメタルの抽出にも利用される
今回は、金属リサイクルを目的としているが、金属を効率的に溶媒に溶かし、分離することが可能であるため、最近ではレアメタルの抽出にも使われる。

東京オリンピックのメダルに、スマートフォンやパソコンなどからリサイクルされた、金や銀などの金属が使われたが、今や鉱山から採掘採取するだけでなく、あらゆる電子機器から抽出可能なものとなっている。

俗にいう、「都市鉱山」であるが、レアメタルの名前の通り「希少金属」である以上は、量が少ないため有効にリサイクルし、リユースすることが必要であり、今後は鉱山採掘への依存度も下がるのではないかと期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱マテリアル株式会社
https://www.mmc.co.jp/

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