新規事業開拓をより効率的に
2022年2月10日、株式会社サムライインキュベート(以下 サムライインキュベート)は、ソフトウェアを開発するウェルスプリングと共同で、オープンイノベーションを効率的に行えるプログラムの提供を開始すると発表した。
これにより、オープンイノベーションに必要な世界中に存在する膨大な要素からの検索最適化、協業先選定や事業化までのフェーズ移行をスムーズに実施することが可能となる。
日本での実施率はまだ低い
2000年代初めに、自社以外の企業や大学などの知識や技術を取り込み、新しい開発を共同で行うオープンイノベーションが提唱された。
欧米企業での実施率は約8割に上るが、日本企業は5割にも届かず、遅れている状況である。
いわゆるクローズドイノベーションと言われる状態であるが、日本企業ではいまだに主流とされており、自社開発した特許技術やアイデアなどを開示しない傾向にある。
自社のみで研究開発を進めることになるため、知識や技術、研究の幅が広がりにくく開発の妨げになる可能性があるが、サムライインキュベートが提供するシステムを用いて、効率良くオープンイノベーションを導入することで、これらの弊害を無くすことが可能になると考えられている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社サムライインキュベート
https://www.samurai-incubate.asia/