地域活性化のデータとして活用可能に
2022年2月24日、NECソリューションイノベータ株式会社は、街中やイベントにおける人の混雑具合を、AI技術を活用しリアルタイムで計測、分析する「FieldAnalyst for Scene Understanding Light」(以下 FASUL)の提供を本日より行うと発表した。
このFASULを導入することで、人物のみを検知判断し集計することが可能となるため、人の混雑具合、つまり人数を把握出来る。
また、商店街などに利用した場合、地域活性のために行った施策に対する効果も確認出来るため、以降の検証へのフィードバックも可能である。
プライバシーにも配慮した設計
機器の設定を、立ち入り禁止エリアへの侵入検知モードにすれば、異常侵入を把握することが可能となるため、マンションや団地などの居住エリアの安全確保といった用途にも使用可能。
なお、個人が特定されるという懸念については、カメラで撮影した映像データは保存さず、個人特定可能な特徴量データも作成しないため残る心配が無い。
防犯カメラと比較し、個人特定につながるデータを残さないため、プライバシー侵害にならない点が大きな違いである。
(画像はプレスリリースより)

日本電気株式会社
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