複数の移動手段を選べる
2021年12月22日、三井不動産株式会社と株式会社ShareTomorrowは共同で、複数の移動手段を選択可能としたMaaSサービス(以下 MaaS)の提供を開始した。
MaaSは、モビリティ・アズ・ア・サービスの略で、タクシー、カーシェア、シェアサイクル、シェアード・シャトルのいずれかの移動手段を選択し利用するもので、相乗りも可能とすることで、格安な料金の実現もできる。
なお、シェアード・シャトルは、株式会社NearMeとの連携により実現したもので、オンデマンドでの配車手配、相乗りにより利便性を高めている。
活用シーンは多岐にわたる
ターゲットとしている活用シーンは、商業施設、ホテル、マンションがあるが、他にも仕事で利用する新型コロナ感染予防施設への移動でも有効利用が見込める。
コロナ禍による人の移動において、電車やバスなど過密な状況を敬遠する心理が働くことにより利用を控える傾向にあるが、なるべく少人数化を希望するものの、タクシーを毎回利用することは費用の面で負担が大きい。
この取り組みは、少人数と費用の間に位置する新しい移動手段として期待が持てる。
(画像はプレスリリースより)

三井不動産株式会社
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1222/