伝票を基に配車計画を自動で策定できる
2022年7月25日、株式会社シマント(以下 シマント)は、トランコム株式会社(以下 トランコム)と共同で、トラックの配車計画を自動で作成するシステム、Bridge(以下 ブリッジ)の開発を発表した。
このブリッジは、顧客から入る配送依頼伝票データを基に、データ登録作業の自動化を行うと共に、荷割やトラックへの配車割り付けの計画策定を自動で行えるようにした。
これにより、従来比で、配車割り付けを担当する人員を約4割、配送計画策定に掛かる時間を約8割削減することに成功している。
なお、自動策定された計画を、最終的に人間が検証する工程も残しており、緊急時の修正も可能である。
人の手で計画を立てるには経験が必要
従来の配車計画は、人の手で伝票を基に立てられていたが、荷割とトラックへの割り付けを最適にするには、毎日数時間掛ける必要があり長年負担となっていた。
加えて、せっかく立てた計画も、人の手で行っていることに起因するミスにより、大幅変更を余儀なくされることもあり、悩みのタネであった。
ブリッジをトランコムの物流センターに導入することにより、物流現場での負担が減り効率が上がると期待される。
(画像はプレスリリースより)
株式会社シマント
http://www.simount.com/