AIが判断し写真や映像データから削除する
2022年8月2日、FastLabel株式会社(以下 FastLabel)は、防犯カメラやドライブレコーダーで撮影した映像や写真画像などから、個人が特定できる情報をAIにて自動で削除するシステムの提供を開始した。
画像や映像データから、個人特定につながる、ナンバープレート、人の顔などの情報をAIで自動判別し、モザイクや黒塗りで処理を行うことで、今まで人の手で行っていたマスキング作業を自動化することができる。
なお、マスキングした画像や映像は、第三者に共有、提供する場合に用いられることになり、特に個人情報の保護が必要な場合に有効活用されることとなる。
画像や映像が公開されるリスク
近年、テレビやSNSで撮影された映像や画像を目にする機会が増えているが、個人保護の観点から、顔や住所、車のナンバープレートの番号を隠す必要が出ている。
仮に、映像等をSNSにアップした後、間違いであったことが判明した場合、見た人に誤認識を与えるケースもあり、晒された人が誹謗中傷などの被害を被ると共に、映像を公開した人が告訴されることもある。
このような最悪のケースも考えられるため、個人につながる情報はミスなく、きちんと処理するべきと考えられる。
(画像はプレスリリースより)

FastLabel株式会社
https://fastlabel.ai/news/20220802-masking