従来は、企業側からの一方通行
2022年6月2日、株式会社ネクスウェイ(以下 ネクスウェイ)は、既にリリースされているSMS配信サービス「SMSLINK」に、SMSでの送受信を可能にした「双方向機能」を持たせることに成功し、2022年5月からの運用開始を発表した。
従来、企業側からの認証やリマインド通知など、一方的に配信するのみであったことを考えると、意思疎通が可能になり画期的と言える。
この双方向機能により、面談日時、書類の確認など様々な用途に利用することが可能であり、コミュニケーションを行える場としてSMSが活用される可能性が高まる。
背景にはSMS悪用事例の増加がある
SMSは、メールアドレスを持たない相手にとって、電話番号が分かれば送れるショートメッセージとして使いやすく、利便性が高いということで普及してきた。
しかし、近年このSMS機能を悪用し、なりすましやフィッシング詐欺の手段として悪用される事例が目立っている。
企業などから送られるSMS番号は、受信側のキャリアによって異なるため、不信感を抱く要因となり表示番号検索などが必要になる。
これらの不安を取り除くツールとして、今後は有効であると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ネクスウェイ
https://www.nexway.co.jp/news/4246/