睡眠不足と発話悪化は比例する
2022年11月8日、リスク計測テクノロジーズ株式会社(以下 RimTech)は、発話音声にて睡眠不足であるかどうかの診断が可能な管理DXを開発しているが、更に精度を上げるため、小田原市消防本部職員の協力の下、サンプル数を増やすこととした。
このDXは、人の発する発話音声を5秒間計測することで、きちんと起きている状態にあるのか、眠い状態にあるのかを基礎データと照合し判断するものである。
睡眠不足と発話悪化は比例するとされており、睡眠不足と判断されれば、休憩を取る、人員交代をするなど、事故リスク回避の様々な施策を検討実施することが可能となる。
睡眠不足は飲酒運転に匹敵する危険性
近年、運輸業界では、運行前のアルコール検査が義務付けられたため、深夜までの深酒を控える傾向にあるが、睡眠不足に関しては規制も無く、何時間の睡眠であれば大丈夫という判断がしにくい。
実際、睡眠不足で運転をするということは、事故リスクの観点から考えると、飲酒運転に匹敵するほど危険であると言われるほどであり、実際に重大事故原因の上位を占める。
本人は睡眠不足の認識が無くとも、発話状態を客観的に確認診断することで、事故防止につながると期待される。
(画像はプレスリリースより)
リスク計測テクノロジーズ株式会社
https://rimtech.co.jp/poc_odawara2022/