防災監視カメラとして活躍
2022年8月18日、株式会社グラスフィアジャパン(以下 グラスフィアジャパン)は、ソーラーパネル付き屋外カメラGJ-RT6A87FX-Lにて風速60m/s試験に耐えることができたと発表した。
風速60m/sは、気象庁風力階級12以上に相当し、国内では最高水準を達成した証明となる。
このカメラは、主に河川や高潮などの自然災害が想定される場所への防災監視目的での設置を想定しており、過酷な環境下でも正常に動作することが求められる。
災害に対する現状把握をリアルタイムで
近年の地球温暖化に伴い増加傾向にある線状降水帯、台風による高波、地震による土砂崩れなどの状況を把握するためには、目で確認する必要があるが、人手で直接確認するのは危険も増すため不可能に近い。
災害が想定される場所へ予めカメラやセンサーを設置することで、現状把握がリアルタイムで行うことが可能になり、住民の避難にも役立つ。
ただし、監視カメラに要求される動作条件も過酷であり、少々の雨風、振動などの環境条件では故障しないことも求められるため今回耐性が上がったことで、今後の災害に有効と考えられる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社グラスフィアジャパン
https://www.grasphere.com/2156/