「Makuake STORE」のリニューアルオープンを発表
クラウドファンディング「Makuake」のプラットフォームサービスを展開する株式会社マクアケ(以下、マクアケ)は16日、独自のECプラットフォーム「Makuake STORE(マクアケ ストア)」を全面リニューアルし、新サービスの提供を開始したことを発表した。
「Makuake」で生まれたユニークな商品を、いつでも気軽に購入できるECサイトとなっており、その搭載機能面からみて、マクアケがECへの本格参入を果たしたかたちになっている。これまでのクラウドファンディング事業とあわせ、相乗効果でのさらなる事業成長を図る。
マクアケは、これまでにも自社で運営する「Makuake」のEC機能を2016年3月から提供してきていた。こちらは、「Makuake」のクラウドファンディングで新商品プロジェクトを実施したユーザーが、目標金額を達成し、応援購入したサポーター(出資者)へリターンを届けたのち、一般発売開始となった該当商品を「Makuake」のプロジェクトページをそのまま活用し、継続販売できる機能であった。
「Makuake」のプロジェクトページをそのまま活かし、新たな一般販売用ページを作成することなく、商品の背景にある作り手の想いや開発ストーリーを伝えながら販売することができる点で効果的であったほか、新たに購入するユーザーにとっては、プロジェクト実施中に集まった出資者らからの応援コメントや、活動レポートの内容なども参考にして購入を検討できるというメリットがあった。
マクアケによると、これまでに3,000以上のプロジェクトで誕生した商品の販売がなされてきたという。
だが今回、「Makuake」から誕生した革新的商品やブランドの継続的成長をサポートし、より多くのユーザーに楽しみながら身近に使ってもらえるものとして「Makuake STORE」を発展させていくべく、「Makuake」付随の機能から、独立したECサイトとしてフルリニューアルさせることを決めた。
ユニークな仕組みで興味に合う商品と出会いやすい!
「Makuake STORE」では、「Makuake」から生まれたユニークな商品を、いつでも自由に購入可能とする。
オープン時点での商品ラインアップも豊富で、12,000点以上の商品が掲載されている。いずれも「Makuake」プロジェクトでサポーターから応援購入され、その後、一般販売にこぎつけた商品だ。取り扱い商品は今後も順次追加される予定である。
ストアでは、ガジェットやキッチン雑貨、アウトドアグッズといった商品カテゴリのほか、自身の興味に合う商品を素早く探せるハッシュタグ付きのキーワードタグを導入。求める商品との出会いを促進させている。
このほか、『ワタシ、傘を持つのやめました。』や『ずるい在宅ワークグッズ』など、その時の気分に合ったアイテムと出会えるコンテンツの「プレイリスト」機能や、各ジャンルに精通した人物がトレンドや商品選びのポイントなどを紹介するオリジナル記事コンテンツの発信もある。
記事コンテンツでは、アウトドア業界の人気スタイリスト・平健一氏や、料理研究家の上松良枝氏、ConnectBeyond代表で楽天ROOMの家電公式インフルエンサーである滝田勝紀氏などが登場する。
なおマクアケでは、2022年9月17日~9月18日の期間、原宿駅前でイベント「Makuakeミライマルシェ2022」を開催するが、こちらでも「Makuake STORE」の専用ブースを設け、一部商品の展示を行う予定としている。
ただしイベントは来場日時指定の事前予約制で、当日入場も可能だが、予約者優先となる。
マクアケは今後、「Makuake」や「Makuake STORE」のプラットフォーム運営を通じ、より創造的に、より豊かに、『生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現』を目指していくとした。
(画像はプレスリリースより)
株式会社マクアケ プレスリリース
https://www.makuake.co.jp/3215/