熊本市不登校支援事業のICT教材
2022年12月16日、株式会社すららネット(以下 すららネット)は、不登校支援事業の一環として「バーチャル教室」の実証実験を12月16日から開始すると発表した。
この不登校支援事業は、熊本市教育委員会の管理の下行われ、すららネットは、ICTを活用した教材として、2021年度より取り入れられている。
特徴としては、学年分けをせず、アニメーションを活用したレクチャー画面を用いたことでゼロから学習できる部分であり、個別学習教材としての有効性が認められている。
小中学校の不登校生徒は全国で24万人
近年、不登校生徒が増加している状況となっているが、学習の遅れや、集団におけるコミュニケーションを取れなくなることが、懸念として挙がっている。
今回は、熊本市での実証実験となるが、熊本市の不登校生徒数は約2千人、全国では約24万人超となっており、将来ニートなどへ発展する可能性も高く、対策が求められている。
これらの懸念に対し、すららネットでは、楽しみながら学習することを目的としているだけでなく、バーチャル空間を設けることで児童同士のコミュニティー形成を促し、集団生活に慣れるように育成していく。
(画像はプレスリリースより)
株式会社すららネット
https://surala.jp/information/221216/