出前館と日本交通の車両にて検証
2023年1月30日、KDDI株式会社(以下 KDDI)、株式会社出前館(以下 出前館)、三井住友海上火災保険株式会社をはじめとする保険会社は、2023年2月1日から2月28日まで、スマートフォンの位置情報を基に、他車両の存在を通知する実証実験を開始すると発表した。
なお、この実証実験では、トヨタ自動車株式会社、日本交通株式会社と連携して行われることとなり、出前館と日本交通の車両を活用し、通常業務中における衝突を回避する様、運転者に通知がなされる。
これにより自動車、自転車、他車両との衝突事故を防ぐための検証が進む。
デリバリー業界で増える事故
近年の新型コロナ禍により在宅勤務が増える中、外食を敬遠する動きと共に宅配サービス業界の収益が増えているが、自宅に居ながら楽しめるフードデリバリーサービスの利用も増加傾向にある。
利用が増えるということは、配達員も多く稼動しているということになるが、自動車や自転車、原付自転車との出会いがしら事故も増えており今のところ衝突事故を回避する方法が無い。
今回の実証実験を経て、今後は人口カバー率が多いスマートフォンの位置情報を活用するようになれば、お互いが衝突を回避することが可能となり、衝突事故が減ると考えられる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社出前館
https://corporate.demae-can.co.jp/