化粧品メーカー2社が共同で研究へ
2023年2月10日、株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(以下 ポーラ)と株式会社資生堂(以下 資生堂)は共同で、2023年4月から使用済みプラスチック製化粧品容器の店頭回収を行うと発表した。
新たなプラスチック容器のリサイクル施策としての実証実験を行うためであるが、従来取り組んでいる環境対応をより一層加速させることを目的としている。
なお、ポーラと資生堂が連携することでより広範囲での活動が行える、との考えが基になっている。
ボトルだけでなくチューブなども回収対象に
プラスチック製容器というと、化粧液など液体が入ったボトル状の物を想像するが、保湿クリームチューブ、ファンデーションケース、詰め替え用の容器も回収対象となり、キャップやスポンジが付いたままでの回収ボックスへの投函が可能。
今回は、神奈川県横浜市内の百貨店ポーラカウンター10か所に回収ボックスを設けるが、実証実験を重ね環境循環に寄与することが確認されれば、今後は回収拠点の地域が拡大する可能性もあり得る。
環境負荷となる石油由来の製品に関して、リサイクルすることで負荷の程度を下げられると考えられる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news.html