AIを用いることで水と肥料の量を最適化
2023年2月28日、株式会社ルートレック・ネットワークス(以下 ルートレック)は、自動潅水施肥システム「ゼロアグリ」が北広島市に建設される日本ハムファイターズ新球場「北海道ボールパークFビレッジ」内の農業学習施設「クボタ アグリ フロント」への導入決定を発表した。
この「ゼロアグリ」は、AIを用いて潅水や施肥の量を最適化することが可能で、成長度合いや味、収量なども最大限に引き出せると考えられ、まずは、アスパラガスといちご栽培の実施を計画。
また、副産物として、農家が時間を掛けて行っていた水やりと施肥に掛かる時間も削減することになり、農家で長年問題になっている「休日」も取得でき、ブラック職業のイメージを払しょくできる。
農業における問題解決にも役立つ
現在の農業において、露地物など自然環境の中で栽培する方法では、多雨による根腐れ、肥料の適量散布の難しさがあり、気象条件による影響度が大きい。
また、隠れた問題として挙げられるのが、吸収されない肥料が地下水の土壌汚染を引き起こすということであり、結果として肥料がムダになっていたということである。
これらの問題も最小限に抑えることが可能であるため「ゼロアグリ」は有効であると言える。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ルートレック・ネットワークス
https://www.routrek.co.jp/news/230228-kubota-agri-front/