環境価値を取り引きする
東急建設株式会社(以下 東急建設)と株式会社クリーンエナジーコネクト(以下 クリーンエナジーコネクト)は、バーチャルPPAサービスを2023年4月より運用開始したと発表した。
東急建設が建設した低圧太陽光発電所にて発電した電力で得た環境価値を取り引きするもので、二酸化炭素の削減に貢献するものである。
なお、再生可能エネルギーの普及にも一役買っており、今後の環境問題に対しても有効であると考えられる。
環境価値を得るメリット
バーチャルPPAは、仮想電力購入契約(Virtual Power Purchase Agreement)の略で、企業が発電業者と長期電力契約を結ぶが、実際に取り引きするのは「環境価値」という形態から「バーチャル」という名称となっている。
再生可能エネルギーは、化石燃料を使用しないため二酸化炭素排出しない「価値」を持っているが、これを「環境価値」とよぶ。
電力と環境価値を切り離して取り引きするもので、企業側にとっては再生可能エネルギーを使用し、環境問題に貢献しているアピールになる。
今後は、単に太陽光発電等で得た電力を使用するのみではなく、付加価値も得られるため有効であると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社クリーンエナジーコネクト
https://cleanenergyconnect.jp/683/