Interop Tokyo 2023に出展
2023年6月12日、日本電信電話株式会社(以下 NTT)は、幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2023」に次期APN(オールフォトニクス・ネットワーク)実証のため特設ブースを設置すると発表した。
この次期APNは、端末まで光信号を届けることで、変換等に係る遅延を極力無くすことに成功した通信方式であり、高速大容量通信が可能という特徴がある。
また、このAPNを利用しネットワーク化したIWON(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)により、遠隔地との通信、多チャンネルでの運用が可能となるため、新しい通信方式として注目されている。
展示会では遠隔地とのデモンストレーションが行われる
展示会では、幕張メッセに設置されたステージとNEC我孫子事業所他で接続された通信ネットワークを使い、ロボットアーム操作、卓球での対戦デモンストレーションが行われる予定。
高速、低遅延を特徴としているため、遠隔地機器の操作だけでなく、双方向通信でのメリットも訴求する目的がある。
携帯通信による5Gでも同様の方向性が予定されているが、既に敷設されている光ケーブルネットワークを使った有線通信でのメリットにも注目が集まる。
(画像はプレスリリースより)

日本電信電話株式会社
https://group.ntt/jp/newsrelease/2023/06/12/230612b.html