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2025年05月14日(水)
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Gaudiy、総額100億円の資金調達を実施で次世代エンタメのエコシステム構築へ

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Gaudiy、総額100億円の資金調達を実施で次世代エンタメのエコシステム構築へ

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ソニーとBNHDが出資、戦略的パートナーに
「ファンと共に、時代を進める。」を企業ミッションとして掲げるWeb3のスタートアップ、株式会社Gaudiy(以下、Gaudiy)は8日、プレシリーズCラウンドにおいて、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)と株式会社バンダイナムコホールディングス(以下、BNHD)を引受先とするエクイティでの資金調達を実施したことを発表した。

総額100億円の出資で、3社によりエンターテインメントとテクノロジー領域における戦略的パートナーシップを締結、取り組みを開始するとしている。

Gaudiy
このほか、株式交換により株式会社アカツキ、株式会社アニメタイムズ社、株式会社コアミックス、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館、株式会社ブシロードの7社が新たに株主として参画したことも明らかにされた。Gaudiyによると、年内には同一評価額により、セカンドクローズでの追加調達も予定しているという。

Gaudiyは「ファン国家」をビジョンとし、ブロックチェーンやLLMなどの先端テクノロジーを活用しながら、誰もが夢中になれるコミュニティを自由に選択し、創造性を発揮、共創に加われることを理想として、独自のコミュニティプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」の開発・提供などを手がけてきた。

今回調達に成功した資金は、既存事業への大型投資やM&Aの強化、新規事業の創出といった自社事業の拡大に用いるほか、海外拠点の拡充、海外事業の強化などグローバル展開に、また国内外エンジニアの採用やWeb3及びAIの研究開発、産学連携といった技術・人材面投資に、そのほか社会事業や教育事業の創出に充てていくとしている。

またGaudiy、ソニー、BNHDの3社による戦略的パートナーシップでは、それぞれが有する強みとアセットを掛け合わせることにより、世界中のIP(知的財産コンテンツ)ファンによりおもしろく、より新しい、次世代エンターテインメントの体験を届け、新たなエコシステムを構築していくことをともに目指す方針とした。

5つの重点テーマでエンタメ改革を推進
協業による具体的な取り組みは、次の5つの重点テーマのもとで進めるという。1つ目は「グローバル」で、日本発の知的財産コンテンツをグローバル市場でさらに拡張、価値最大化へと取り組む力を強化する。

2つ目は「IP創出・次世代クリエイターの育成」で、これまでに創出してきたIPのみならず、さらに新しく育てる土壌を豊かにし、継続的な創出を促進、次世代クリエイターの発掘や育成にも積極的に取り組むとしている。

3つ目には「データ利活用」を挙げ、3社それぞれが保有するデータアセットを連携、エンタメ領域におけるデータ活用を深化させる。分断されがちなファンデータを相互に連携・接続し、分析・活用の強化を図ることにより、深い感動をもたらすユーザーごとにパーソナライズされたエンターテインメント体験を提供できるようにするという。

4つ目は「ブロックチェーン」で、同技術を活用し、ファンやクリエイターが安心して参加・活動できるエコシステムの構築を目指す。ソニー開発のパブリックブロックチェーン「Soneium」や、Gaudiyが実証研究を進めているトークノミクス設計・オークション設計などの知見を活かし、ファンを疲弊させることなく、クリエイターが正当に報われる還元の仕組みを実現させたいとした。

5つ目が「生成AI」で、主にBNHDとGaudiyで生成AI技術の研究開発・活用を推進、「ビルダーズノート」での画像生成AI技術による新たなファン体験の提供を進めるなど、すでに着手している取り組みを含め、新たな体験創出に努めていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社Gaudiy プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000035719.html

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