外部の革新的な技術やビジネスモデルと共創
NE株式会社は、2025年12月2日、CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)事業を始動すると発表した。
同社は、EC市場の流通を支える基盤SaaS『ネクストエンジン』を提供している企業。CVC事業の始動は、既存事業の競争力強化および将来的なコマース市場の価値創出を目的としており、今後は外部の革新的な技術やビジネスモデルとの共創に取り組むとしている。
『ネクストエンジン』利用企業が主たる対象
同社の『ネクストエンジン』は、EC店舗運営の効率化と自動化を支援するSaaSプラットフォームだ。煩雑な業務をシンプルに整えることでEC事業者のリソース確保を実現しており、利用する事業者数は6500社以上におよぶ。
同社は、近年のEC市場が技術進化や消費者ニーズの多様化を受けて急速に変化していることに着目。この変化に対応するには外部パートナーとの協働が不可欠と判断し、今回のCVC事業始動に至った。
同事業では、『ネクストエンジン』の利用企業を主たる対象として戦略的投資を実施。投資先の成長を支援しながら、新たな価値創出と事業拡大を共に目指すとしている。
年間投資数は5件程度
同事業の投資形態は同社の自己資本による直接投資となるが、将来的なファンド組成も検討している。年間投資数は、5件程度と設定。『ネクストエンジン』利用企業に加えて、周辺サービス・技術企業やエコシステム創造の意志を持つ企業・チームとの連携も進めるとしている。
(画像はプレスリリースより)

CVC事業を始動~共創による未来価値の創出で、「コマースに熱狂を。」をさらに推進~ - NE株式会社
https://ne-inc.jp/news/article/ne_cvc-launch_2511/