AIリサーチとクラウドオブザーバビリティの牽引企業同士が協業へ
クラウドコンピューティング・アプリケーション向けのAI活用によるオブザーバビリティやセキュリティプラットフォームの提供を進めるDatadog, Inc. (以下、Datadog社)の日本法人であるDatadog Japan合同会社は2月26日、高度な基盤モデルを構築する次世代AI研究開発ベンチャーとして急成長を続けるSakana AI株式会社(以下、Sakana AI)と、戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。
エンタープライズ企業におけるAI導入に焦点を当てた研究や製品イノベーション、本格的市場進出への計画面における取り組みで協業を進めていく。
AIの積極導入に向けた関心が高まる中、企業がAIを活用したアプリケーションのパフォーマンスや信頼性、ビジネス影響に対する可視性を一層高められるよう支援するとともに、AI技術の責任ある導入を加速させることを両社で目指していく。
まずは日本の大手企業を対象に協業を開始し、顧客支援に注力、その後、順次段階的にグローバルへと拡大させていくことを視野に入れている。
高度なAIシステムの大規模構築や運用へ向けて共同探求を開始
今後、Datadog社とSakana AIでは、リサーチおよびエンジニアリングチーム間での緊密な連携状態を築き、高度なAIシステムを大規模に構築・展開・運用していくための新しいアプローチをともに探っていくとしている。
日本国内での企業顧客支援では、ローカルデータセンターを含む日本でのDatadog社によって確立されたプレゼンスを活用、パフォーマンスやデータレジデンシーに関するエンタープライズ要件への対応を進めていく方針だ。
Sakana AIは、効率的で柔軟性、拡張性をもつ適応的なAIモデルについて最先端の研究能力を有しており、協業においてこれを提供する。
一方のDatadog社は、世界中で複雑なクラウドやAI活用システムを運用する数万の組織支援で高い実績を有しており、両社が力を合わせることによって、AIイノベーションと本番環境との間にあるギャップを埋めていけると見込んでいる。
Sakana AIは、2023年7月に設立された東京を拠点とする企業。複数のAIモデルを統合する「Evolutionary Model Merge」や、基盤モデルが自律的に研究を行えるようにする、世界初の包括的自動科学発見システム「The AI Scientist」などを生み出し、革新的成果で高い注目を集めている。
研究活動のみならず、技術の社会実装にも深く関わっており、日本のニーズに応じたAIソリューション開発やAIの民主化を目指し、幅広い企業や公共部門との連携を進めてきている。
(画像はプレスリリースより)

Datadog Japan合同会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000077474.html