研究成果の社会実装を一層加速
株式会社美肌AIコネクトは、2025年12月26日、近畿大学発スタートアップとしての登録を完了したと発表した。
同社は、AIの知見を用いた美容医療の透明評価プラットフォームを開発・提供している企業。今回の登録は、近畿大学のベンチャー企業登録制度に基づき行われており、同社は研究成果の社会実装や学生・研修医との連携などを一層加速させる。
美容業界の「直美問題」などと向き合う
同社は、近畿大学医学部皮膚科学教室主任である大塚篤司教授が代表取締役を務めるスタートアップ。大塚教授は、昨今の美容医療サービスに関するトラブル急増を憂慮し、皮膚科学の知見を社会へ還元する必要があると判断。近畿大学が掲げる「産学連携による社会貢献」の理念にも基づき、同社を設立した。
同社は、経験不足の医師が安易に美容医療へ参入する「直美問題」などと向き合い、美容医療の透明評価プラットフォームの開発を推進。医師の専門性・経験、施術内容に関する情報などを可視化するシステムを構築し、患者が納得して美容医療を選択できる環境の実現を目指している。
プラットフォームの正式リリースを目指す
近畿大学発スタートアップの登録完了について同社は、大学が掲げる産学連携の枠組みの中で同社の事業が明確に位置づけられ、研究成果の社会実装を推進する体制が整ったと自負。今後は、若手との連携や審査制医師ネットワークの拡充を進めながら、プラットフォームの正式リリースを目指す。
(画像はプレスリリースより)

株式会社美肌AIコネクト
https://bihada-ai-connect.com/近畿大学発ベンチャー登録のお知らせ - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/