次世代AI半導体チップの実証実験を実施
Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、2026年11月2日、経済産業省の令和7年度補正『グローバルサウス未来志向型 共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国)』の第一回公募に採択されたと発表した。
同社は、東北大学発の技術を活かしてエッジAIやフィジカルAIの開発に取り組むスタートアップ企業。今回の補助事業採択を受け、同社独自の次世代AI半導体チップ『Manta Ray』の実証実験を進める。
省電力かつリアルタイムに動くチップを実現
同社は、人手不足に悩む現場を支援すべくエッジAIの社会実装に取り組んでいる。AI技術の急速な拡大に伴う電力消費の急増や、労働人口減少に伴う省力化・自動化にも対応すべく、省電力かつリアルタイムに動作するフィジカルAIの開発も推進。新たなAI半導体チップ『Manta Ray』の開発プロジェクトも進行中だ。
『Manta Ray』は、FPGA技術をベースとすることで大幅な消費電力削減とリアルタイム処理を同時に実現するチップ。通信や電力に制約がある環境でも、AIによるリアルタイムの画像解析や検知を可能にした。組み込み先として同社は、鉄道やインフラ設備、スマートファクトリーやロボットなどを想定している。
『Manta Ray』本格事業化の早期化を図る
今回採択された経済産業省の補助事業で同社は、『Manta Ray』の実証実験をマレーシアにて行う。政府支援を受けることで資金負担を減らし、引いては『Manta Ray』本格事業化の早期化を図る。
なおこの実証で同社は、『Manta Ray』開発にも参画したマレーシアの半導体設計大手Oppstar社を始め、グローバルパートナーと協業を進め、アライアンス強化も図るとしている。
(画像はプレスリリースより)

経済産業省『グローバルサウス未来志向型 共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国)』に採択 - Tokyo Artisan Intelligence株式会社
https://tokyo-ai.co.jp/news/info_20261102/