新極真会の協力により実現
難病とともに生きる人々のケアを確信するデジタルヘルス・スタートアップのMovoMind株式会社(以下、MovoMind)は11月2日、同社の提供するパーキンソン病患者向けのデジタルコンパニオン・アプリ「olne(おるね)」において、NPO法人全世界空手道連盟新極真会の協力のもと、運動コンテンツ「空手をやってみる」の提供を開始したことを発表した。
「olne」は、パーキンソン病の毎日に寄り添うことを目指して開発されたサポートアプリ。大阪大学大学院医学系研究科神経内科学講座と東京大学発のスタートアップとの共同研究から誕生した。
体内時計(サーカディアンリズム)に基づき、「やること」を適切な時間帯に提示するほか、服薬や運動、体調をワンタッチで記録できる「整える」機能、医師監修の基礎知識や先輩患者の体験談に触れられる「知る」機能、同じ病気の仲間や患者会・活動団体と安心してつながれる「つながる」機能などを備える。
基本機能は無料で利用でき、パーキンソン病とともに生きる人々やその家族の毎日を支えるアプリとして活用されている。
今回の新コンテンツ「空手をやってみる」は、新極真会東京ベイ港支部の小井泰三師範を講師に迎え、空手の基本の動きをパーキンソン病を抱えながら生きる人々の日々の運動に取り入れてもらえるよう作成したもの。楽しく手軽に続けられる運動の選択肢として提案する。
症状進行を穏やかにする毎日の運動を
パーキンソン病では、症状の進行を穏やかにし、日常生活の質を保っていく上で、継続的な運動が重要とされる。一方で、患者が運動を一人で続けることは困難なことも多く、楽しく手軽に継続できる効果的な運動選択肢が強く求められている。
そこでMovoMindが着目したのが、日本に古くから根づく「空手」だ。激しい組み手の武道としてイメージされやすい空手だが、基本は大きな声を出すこと、姿勢を保つこと、呼吸を整えること、体を大きくはっきり動かすことといった、日々の体調管理に通ずる要素が多く含まれている。
海外では、米国発の、ボクシングの動きを取り入れたパーキンソン病患者のための運動プログラムも存在しており、日本ならば「空手」で提案できないかと考えたという。
そうして新極真会に連携相談を行ったところ、賛同が得られ、今回の提供開始となった。
「空手をやってみる」では、初めての人でも分かりやすいかたちで空手の基本の動きや考え方が紹介される。椅子に座ったまま取り組める回もあり、体調や症状に合わせ、無理なく始められる仕組みだ。
MovoMindでは、難病とともに生きる人々の「ライフポータル」をつくることを目指して活動しており、「olne」ではパーキンソン病患者のQOL向上と安心して集える場の運営を推進している。
今回の新極真会との連携を機に、今後も様々な分野の専門家や団体と連携を行い、パーキンソン病患者が日々の運動を楽しく続けられる仕組みづくりを進めるとともに、日本発の運動プログラムとして世界への発信も目指していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)

MovoMind株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000187780.html