日本人はネットでの人間関係形成に消極的
デロイトトーマツコンサルティング(東京都千代田区)は、日本は他の国に比べインターネットを通じたメディアの活用に意欲的である半面、SNSやチャットなどを通じたネット上での人間関係作りや情報発信には消極的な傾向があると発表しました。
比較調査は日・米・英・独の4カ国を対象に行い、メディア、娯楽、情報とどのように関わっているかの現状把握と、その予測を目的としています。
第4回となる2010年版の調査では、日本、米国、英国、ドイツ、ブラジルの計5カ国の消費者7,721名(内、日本は1,847名)を対象に調査を行いました。先進国(米国・英国・ドイツ)との比較を行いました。
積極的な交流を求めない傾向
調査を行った他の3カ国に比べメディアやハイテク機器の消費に積極的な一方、メディアを通じた交流・情報発信などの能動的活動には消極的であるとします。SNSやチャットの利用は4か国中最低の21%です。
また、新聞・雑誌等のオフラインのメディアの利用率が低く、ネットを好む傾向があります。また、年齢に年齢による消費行動の変化が小さいこともうかがえます。

デロイトトーマツコンサルティング
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/press/prbn/b45b8e0378567210VgnVCM100000ba42f00aRCRD.htm