インターネットを利用したアイデアでで社会に変化を
マイクロソフトは、インターネットエクスプローラライフアカデミーの中で、18歳から25歳の若者に社会的貢献のできるベンチャーのアイデアを募っている。賞金は1万ポンド(約140万円)である。
ある研究では、若者の70%はインターネットには社会の変化をもたらす可能性があると考えているそうだ。マイクロソフトはそういった若者が思いを形にできるようにと、今回のコンペを企画した。
この賞金1万ポンドをかけたコンペは、3つのカテゴリからなっている。1つ目は環境・旅行・冒険プロジェクト、2つ目はオンライン・技術・ビジネスベンチャー、3つ目は創造・メディア・芸術的アイデアである。
インターネットと共に育った世代が抱く野望を形に
マイクロソフトは、18歳から25歳のインターネット世代を"ネットセット"と命名しているが、同社の調査ではこの世代はウェブが知識やひらめきを与えてくれると認識している。
ロンドンのインペリアルカレッジの社会科学の教授で、ライフアカデミーの審査員でもあるロバートウィンストン氏は、次のように述べている。
「ネットセット達は自分たちがインターネット世代であることを幸運だと思っている。
それ以前の世代と違って、この世代はグローバルな知識と共に成長してきて、より大きな夢と希望を持って多くの人と関わろうとしている。」
事実、イギリスの若者の55%はウェブ検索を新しいビジネスアイデアを探すために利用していると回答している。
賞金1万ドルは誰の手に?
マイクロソフトのインターネットエクスプローラの開発マネージャであるジュリア・オーエン氏は次のように話す。
「冒険的で起業家精神があり、創造的な発想を持った人であれば、ライフアカデミーが将来を切り開くきっかけを与えることができるだろう。」
ライフアカデミーのコンペに参加したい人は、アイデアをまとめた2分間の動画を作成し、5月27日までにマイクロソフトのライフアカデミーのサイトに投稿すればよい。参加条件はイギリス在住の18歳から25歳の若者で、社会に良い影響を与えるアイデアを持っていることである。

Microsoft looking for young social entrepreneurs
http://realbusiness.co.uk/startups/microsoft_looking_for_young_social_entrepreneursLife Academy
http://www.lifeacademy.uk.com/