複数のデバイスで利用可能?
グーグルは比較的新しい分野であるインターネット出版ビジネスでシェアを確保するため、消費者が本を様々なデバイスで読めるようなウェブベース書籍の直販サービスを開発している。
主要な競合相手となるのはアップルのiBookアプリであるが、このグーグルサービスが違う点は、iBookがアップルのデバイスでしか作動しないのとは違い、複数のデバイスでの作動を想定していることだ。一方、アマゾンの書籍流通サービスは電子リーダーのキンドル人気に乗って一定の成功を収めている。
また、米書店大手のバーンズアンドノーブルの電子リーダーであるNook(ヌーク)とも競合するだろう。
絶版の書籍も購読可能に
グーグルは数年にわたって書籍のスキャンを進め、120億冊のデジタルライブラリを蓄積してきた。これらの書籍の多くは現在絶版になっており、グーグルが唯一のソースになる。
グーグルは現時点ではまだそれほど多くの詳細を公表していないが、ウォールストリートジャーナル紙によると、このサービスは6月か7月にはスタートすると予想されている。

Google gBooks to Rival Apple iBooks
http://www.thestreet.com/story/10745901/1/google-gbooks-to-rival-apple-ibooks.html?cm_ven=GOOGLEFIGoogle Books
http://books.google.co.jp/