EIAAの調査結果が公開
ロシアではオンラインショッピングがブームになっているようだ。国内のインターネットユーザーの94%が過去半年間に一度はインターネットでの購入を行った経験があるという調査結果を17日、ロシアビジネスデイリーが報じた。
この調査はEuropean Interactive Advertising Association(EIAA:欧州相互広報協会)が実施したもので、ヨーロッパのインターネットユーザーで過去半年にオンライン購入をした割合が86%であったのと比較すると、ロシア人の方がオンラインマーケットでの購入により積極的であるといえよう。
書籍、音楽購入が人気
オンラインショッピングをするロシア人の約4分の3は書籍を購入したと回答した。一方で約半数が音楽(54%)や映画(48%)をオンラインで購入したと回答したと同紙は報じている。電化製品をオンラインで購入したと回答したのは半数を下回った。
ロシアでオンラインショッピングをする人の平均的な購買額は550ユーロ(約65,000円)で、ヨーロッパでは655ユーロ(約77,000円)であった。
ヨーロッパ圏内でも第2位のユーザー規模
ヨーロッパでオンラインショッピングをする人の主な購入品は、書籍、電子機器がそれぞれ36%となっており、衣服が34%で続いている。
ロシアでこういった調査が行われたのは今回が初めてであるが、同国のインターネットユーザーは4,240万人に達しており、ヨーロッパ全体で見てもドイツの4,280万人に次ぐ規模である。

Russians among most active Internet shoppers in Europe - survey
http://en.rian.ru/russia/20100517/159047542.htmlEuropean Interactive Advertising Association(EIAA)
http://www.eiaa.net/