中国、ベアーマーケット(弱気相場)にはいりバウンドの恐れ テンプルトン氏が警告
大手10社のベンチマークによれば中国は今年ベアーマーケット(弱気相場)にはいったそうだ。
中国経済は今年経済成長のスランプ期(景気低迷期)にはいり下降期にはいる恐れがある。これはフランクリンテンプルトン氏率いる研究チームがだした研究結果。
今日の中国の株式指標は0.3%上がって終値で2655.71。昨日よりも1.9%下がった。昨年11月のピーク時と比べると20%の下落。ベアーマーケット(弱気相場)の局面である。
中国市場が下落しはじめたのは先月中国政府がインフレ宣言をだしたあと。結果銀行の貸出が打撃をうけ物価は記録的上昇をみせた。
中国統計局が昨日つたえたところによれば、今年4月の消費者物価は、昨年4月の消費者物価にくらべ2.8%あがり、この物価上昇は過去18ケ月で最もはやいペースだそうだ。
中国経済崩潰の可能性
投資家マークファーバーが今週5月3日におこなった予測によれば、中国経済は1年以内にゆっくりと「崩潰」のプロセスにむかうという。
株価と物価がさがり、中国経済はバブル崩潰するというのだ。
「世界経済全体のスピードがおちていく。世界経済は崩潰するかって?その可能性は多いにあるね。中国は投機を抑制しようとしてる。それが中国経済全体に打撃をあたえることになる。」ファーバー氏は言う。
ブルームバーグニュース
2010年5月12日

Bloomberg News
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601089&sid=aNMqqtmyUNHY