誰でも同じようにアクセス可能だが
インターネットは利用する人全てが膨大な情報の山に同じように接続できる偉大なイコライザー(均質化装置)であるといえる。しかし、デジタルの世界の中で我々がどのようにウェブを利用し、行動するかは年齢やデジタルメディアへの順応性や他の人口統計上の様々な要因によって左右される。
2010デジタルマーケッター
"2010デジタルマーケッター"と題した報告書を発行したエクスぺリアン・マーケティングサービスのグローバルリサーチ責任者であるビル・タンサー氏は次のように話す。
「デジタルの世界にいる現実の人々に向けて、多くの企業がアプローチをかけている。異なるグループがどのようにデジタルメディアを利用するかを理解すれば、マーケティング担当者の役に立つだけでなく、我々が自分自身を理解することにも役立つのだ。」
普遍的な側面と世代によって異なる側面
インターネットの使い方で生じる差の多くが年齢に起因するものであるが、もちろん普遍的な側面もある。
例えばどの年齢層にとってもインターネットは最も重要なデジタルメディアチャンネルであり、電子メールは最も好ましいメッセージチャネルである。そしてオンラインショッピングは25歳から49歳の幅広い年齢層で主流となっている。
他方、世代によって異なるデジタルコミュニケーションもある。18歳から34歳の世代はデジタルの世界でのやりとりにインスタントメッセージやテキストメッセージを好み、携帯電話やソーシャルサイトが主要な情報源である。一方、50代以上の層は携帯電話よりインターネットを好み、金融情報や医療情報のリサーチをしたりする。

Can the Internet help define, close the generation gap?
http://sentinelsource.com/articles/2010/05/24/business/news/free/doc4bfaa9b3aec95518402141.txtThe 2010 ditital marketer (PDF)
http://www.experian.com/assets/marketing-services/reports/EMS_2010_Digital_Marketer.pdf