HPが10億ドルの開発投資
6月1日、ヒューレット・パッカード(HP)は10億ドル(約900億円)の開発投資計画を発表した。今回の計画は次世代の企業サービス業務を提供するための開発投資で、それに伴いこの先数年のうちに約9000人の作業員が削減される予定である。
HP副総裁は語る
HPは独自のソリューションHP Coverged Infrastructure(コンバージド・インフラストラクチャ)を基礎として、自動化、標準化、そして高レベルの商用データベース化を実現するべく今回の開発投資を行う予定だ。それにより、より迅速でより効率的な業務開拓を提供するつもりである。
HPの副総裁Tom Iannotti氏は、「これまでの20ヶ月間、我々はEDS社(ITサービス会社)の買収統合とその利益向上に力を注いできた。しかし、統合関連業務は現在落ち着きを見せ、更なるビジネスチャンス開拓に取り組もうとしている。我々が次世代企業サービスを実現することで、顧客は我々の技術とサービスから大きく益を得ることになるだろう。」と述べている。
HPはこの先数年のうちに10億ドルを開発投資に利用する予定で、投資終了後には、毎年10億ドルの資金節約につながると見込んでいる。

HPが10億ドルを開発投資に(中国語)
http://www.techweb.com.cn/news/2010-06-02/614438.shtmlHPホームページ
http://www.hp.com/country/jp/ja/cs/home.html