大がかりなインターネット検閲が始まる可能性
イギリス、アメリカ、オーストラリアをはじめとする国々でインターネット検閲に関する法案が通過している。法案の内容は政府にインターネットウェブサイトのフィルター/検閲をおこなう権限をあたえるというものだ。
以下は、Infowarsより引用する。
イギリスでは、「デジタルエコノミー法案」という名前の法案が現在上院で議論されている。これはプロバイダーに政府が命じたサイトを表示できなくさせる義務をあたえるというもの。
また、オーストラリアはこの法案を実際にはじめた最初の国である。シドニーモーニングヘラルドでは、こう報じる。
政府が政府の政策のもとコンテンツのネットフィルタをおこなえばフィルタの範囲が拡大して無害な情報まで消される恐れがでてくる。
シドニー大学客員教授ビヨンランドフィート氏は言う。政府はフィルタリングをおこなって有害コンテンツを減らすというプランですでに失敗している。しかしやる意味はあった。しかし一面政府がブロックする対象がどんどん拡大していくという恐れもある。
話し合いをしてその人が検閲を拒否したところで一般市民が検閲を拒否したってことにはならない。その人がその話し合いで検閲を拒否したとレッテルを貼られたところで検閲の意味がかわるってわけでもない。
エレクトリックフロンティアオーストラリア(the Electronic Frontier Australia )のスポークスマンは言う。検閲はすりぬけようと思えばすりぬけられる。
検閲で問題なのはその基準
エレクトリックフロンティアオーストラリア(the Electronic Frontier Australia )コリンジェイコブス氏は言う。ユーザーは誰でも検閲をすりぬけようと思えばすりぬけられるということ。簡単にすりぬけられる。
結局、検閲で問題なのは誰がどういう基準で検閲をおこなうかってことだよね。政府は第二段階のプロセスとしてディスカッションペーパーを使った一般市民との話し合いというプロセスをもってくるはず。ディスカッションペーパーを使うもう一つの意味は情報の責任と透明性の向上。でもそのことで議論はブラックリストというシステムに導かれるだろうね。
オンライン-カジノより

Before It's News
Mass Internet Censorship May Be Coming
http://beforeitsnews.com/story/1357/Mass_Internet_Censorship_May_Be_Coming.html