HTML5、WebM対応の新しいOpera
ウェブブラウザOpera最新版ではHTML5やWebMの機能などの大幅なアップグレードが加えられる模様。対応するフォーマット(データ形式)が増え、またプラグインソフトに依存しない独自の動画再生機能も加わる予定だという。
新技術 HTML5、WebM
HTML5やWebMという名前は聞き慣れない名前かもしれない。これらは現在ウェブ開発者や技術者の間で話題になっている技術だ。
HTML5は、以前のHTMLに比べより多くのフォーマット(データ形式)に対応し、Flashのようなプラグインソフトの依存度がより低くなっている。現在のOperaもHTML5の読込に対応しているが、最新版のOperaではこの読込機能がより充実する模様。現在HTML5の開発をおこなっているのはスティーブジョブズ氏。
WebMは様々なフォーマット(データ形式)に対応したビデオ動画再生プログラム。YouTube動画をブラウザ内にとりこむこともできる。
Google社はすでにWebMのプログラムを取得してデべロッパに公開した。WebMのさらなる展開を進めている。Mozilla FirefoxもWebMのサポーターだ。
自社ブログで新技術を公開
Opera社社員のハーバード氏は記事の中でOperaの新機能、HTML5オフラインウェブアプリケーション、位置情報機能、開発者向機能、クロスドキュメントメッセージング(データ互換サービス)を強調している。ハーバード氏のブログには最新版のデモや詳細記事がある。要チェックだ。
Mac版Operaではプラグイン機能が改善されており、素晴らしい出来。ただ1つの落とし穴があるとすれば、デフォルトページがマイクロソフト社のホームページになっていることだろうか。Operaのベテランユーザーが愛用する検索エンジンは、通常 Yahoo!が多いと言われている為だ。
マイクロソフト社もInternet Explorer 9のキャンペーンを開始した。OperaとFirefoxに追随しようと宣伝にも力がはいっている模様。

digitaljournal.com
Opera Welcoming HTML5 & WebM
http://www.digitaljournal.com/article/293452