ソーシャルネットワーキングサイトの広がり
フェイスブックやツイッター、あるいはブログサイトなどが人々の購買に影響を与える強力なツールになっていることが調査会社のニールセンによって明らかになった。
ニールセンの報告によると、世界のインターネットを利用者の4人に3人はソーシャルネットワーキングやブログサイトを訪問したことがあり、それらのサイトで月に平均6時間近くを費やしている。
オンラインの国際的なブランド7つのうち3つはソーシャルネットワーキングサイトである。フェイスブック、ウィキペディア、ユーチューブだ。最新の報告書では、アジア太平洋地域でのソーシャルメディアの傾向について触れられている。
ネットのレビューは買い物をする重要な情報源
ニールセンオンラインジャパンの会長兼社長であるチャールズ・バックウォルター氏によると、ソーシャルメディアが購買に与える影響はますます大きくなっているそうだ。
ニールセンの報告では、オンラインの製品レビューは、消費者が製品を購入するかどうかを決定する際の3番目に信頼できる情報源になっているということだ。これは友人、家族からの勧めに次ぐ信頼度である。
中国、インド、オーストラリアでは、オンラインのレビューが電化製品や化粧品、自動車、食品などを購入する際に重大な影響を与えている。
いつでもどこからでもアクセス
また、約32%の人が仕事場からソーシャルメディアサイトにアクセスしており、31%が寝室からアクセスしている。
ニールセンのアジア太平洋地域のオンラインビジネス責任者であるメガン・クラーケン氏はつぎのように話す。
「ビジネスはソーシャルメディアがもたらす現象を眺めているだけではいけない。ソーシャルメディアを受け入れて活用する必要があるということだ。」

Facebook, Twitter now powerful business tools: Nielsen survey
http://economictimes.indiatimes.com/infotech/internet/Facebook-Twitter-now-powerful-business-tools-Nielsen-survey/articleshow/6110244.cmsニールセン
http://jp.nielsen.com/site/index.shtml