就業中のソーシャルネットワーキングサイト利用調査
ソーシャルメディアサイトはインターネット上でも特にアクセスの多いサイトとなっている。ライトマネジメントが就業時間中のソーシャルネットワーキング利用に関して1,000人を対象に調査を実施した。
サイトを規制するか活用するかは組織によって様々
組織の約半数がフェイスブック、リンクドイン、ツイッターなどのサイトをブロックしていると報告されているが、一方で、ソーシャルネットワーキングサイトをビジネスツールとして利用する判断をした組織もあった。
こういった組織では、ソーシャルネットワーキングサイトをクライアントや潜在顧客、従業員、求職者との接点として活用している。
全体として、回答者の18%は仕事中のソーシャルネットワーキングがしばしば生産性を阻害すると答えているが、41%はたまに阻害することもあると答えるにとどまった。
組織規模や部署の違いによる傾向は?
この調査では、以下のような基準に基づいた統計も明らかになっている。
会社規模:10,000人以上の組織で働く従業員の51%は、ソーシャルネットワーキングサイトによる阻害はほとんどないと回答した。対して、それ以下の規模の組織では41%であった。
部署:IT専門部署の62%は、ソーシャルネットワーキングサイトによる阻害はほとんどないと回答した。それに対して、営業部門の30%がしばしば阻害すると回答している。
年齢:35-44歳の労働者の47%はほとんど阻害はないと回答した。それに対して、18-24歳では35%であった。
ソーシャルメディアサイトに対する方針は曖昧
組織は存在感を増しつつあるソーシャルメディアサイトに対応する必要がある。マンパワーが実施した最近の調査によると、従
業員の75%はソーシャルネットワーキングサイトの利用に関して正式な方針を持っていないと提起している。

Right Management
http://www.right.com/Does Social Networking Impact Work? Survey Reports
http://hr.blr.com/HR-topics/HR-Administration/Employee-Privacy/