ネットワーク上で操作するロボット
米カリフォルニア州シリコンバレーのベンチャー企業Anybots社がネットワークから操作できる遠隔操作ロボットを開発した。その名も「QB」。すでに商品化が決定されている。
マウスで操作するロボット
QBの操作は簡単なもの。ネットワーク上のパソコンからQBに一連のタスクを送るだけ。まるで自分の部屋で操作しているような感覚であるという。
QBはネットワーク上のパソコンのマウスの動きに従って動く。転がり座り立ち上がる。コンピュータのモニタ上のサブウインドウにはQBの動きがモニタされる。このモニタ機能によりQBは周りの障害物や人の足に衝突せずに済む。
敏捷性テストでもQBは並外れた結果を出した。様々な障害物をそばに沢山置いた場合でも、QBは人の手を借りずにその間を動きまわることができた。また、絡んだワイヤの中に入れてもQBは人の手を借りずにワイヤーから抜け出ることができたという。
顔の表情も親しみが持て、胴体は細い管状。パーティには連れていけないが、独りぼっちの人にはいい友達になるのではないだろうか。
QBは重さ35ポンド、リチウムイオンバッテリで駆動する。
今秋1万5000ドルで発売される予定。

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Test Drive: Working Remotely With Anybots Telepresence Robot
http://www.fastcompany.com/1664886/test-drive-anybots-telepresence-robot