ドイツで立案された新法案の内容は?
もしあなたが就職したいと思っている会社の経営者があなたのフェイスブックのページをチェックして、あなたが樽からビールを飲んでいるような写真を見たら・・・というような不安に駆られたことはないだろうか?そういう人はドイツへ行くとよいかもしれない。
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Der Spiegelが報じたところによると、ドイツのThomas de Maiziere内相が立案した新法では、雇用者がインターネットから従業員となる可能性がある人の情報を収集することを厳しく制限している。
別のDie Welt and Suddeutsche Zeitung誌によると、この法案では、社長が従業員のフェイスブックプロフィールをこっそり覗き見することが法的に禁止されることになるという。米国に拠点を置く雇用関連のウェブサイトであるキャリアビルダーによると、雇用者の約45%はそういった経験があるそうだ。
違法と合法の境界はどこに?
しかしながら、採用者たちは、求職者の情報をインターネットで検索して、企業向けのリンクドインのように人々が自分のビジネススキルを宣伝しているサイトを訪問することは可能である。
この法律は、最近ドイツの複数の企業で、被雇用者を見張っているという理由で逮捕者が出るという企業スキャンダルへの対策である。例えば、2008年にはディスカウント販売業者であるLidlが、従業員のトイレ休憩や恋愛などの記録を取って監視していたことで取り締まりを受けた。
しかし、もしこの法案が予定通り通過すれば更衣室や休憩室などの"個人的な"場所に監視カメラを設置して従業員をチェックしている会社は訴追される可能性がある。

Germany to Ban Bosses From Checking Facebook Profiles
http://www.aolnews.com/world/article/germany-to-ban-bosses-from-checking-potential-employees-facebook-profiles/19605496