ゲーム文化定着狙う
AMD社は現在運営しているweb上のゲームデザインWebサイト 「Activate! 」の中国語版を中国で開始すると発表した。AMD社はグラフィックカード、プロセッサ、メディア・ソリューションの分野の世界的メーカー。
開始に先立ち北京にある蒲公英初中(Dandelion Middle School、たんぽぽ中学校)ではこのプログラムによるカリキュラムが行なわれている。同中学校は出稼ぎ労働者の子供が多く通う中学校。
さらにAMD社は同中学校にAMD社製のAthlon II X3 425プロセッサを搭載したコンピュータを30台寄付した。
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FreeDigitalPhotos.net ゲーム開発の能力を身に付けさせる
ゲームデザインWebサイト 「Activate! 」の狙いは子供が簡単にテレビゲームをデザインして、プログラミング出来るようにする事。作ったのはAMD社の製作チーム「AMD Changing the Game」。ジャンルは教育用プログラム。運営しているのはAMD財団。
子供達はこのソフトで遊ぶ事で科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学といった知識(STEM : science, technology, engineering and math)を学び、地球市民としての意識、デジタルゲームやソーシャルメディア開発のスキルを身に付ける事が出来る。
生徒は1ターム1週間計4週間のワークショップでテレビゲームの作り方の基本的な手順を学んでいる。およそ480人の生徒がこのカリキュラムに参加している。生徒は学内ネットワークからwebサイト「Activate」にアクセスしてゲーム作りのチュートリアルとサンプル・ゲームを閲覧して学びながらゲームを作り知識とスキルを得ていく。

AMD Launches Chinese Game Development Program
http://www.chinatechnews.com/2010/07/09/12317-amd-launches-chinese-game-development-program