友人が最も多いのはマレーシア人
マレーシア人が最もソーシャルネットワーク上の友人が多いのに対し、最も少ないのは日本人であるという結果が出た。
これは、世界中のオンライン活動に着目した大規模なリサーチ計画でわかったことの一つである。また、この調査では、情報源の選択肢としてデジタル機器がテレビ、ラジオ、新聞などを上回ったことも判明した。
この調査はリサーチ会社であるTNSが46カ国50,000人の消費者にインタビューしたものである。
マレーシアではソーシャルネットワーク上の友人が平均で233人に上り、1位を獲得した。2位に231人のブラジル、217人のノルウェーが続いた。反対に、最下位の日本は29人、中国は68人という結果だった。
ソーシャルネットワーキングサイトの利用時間も
TNSのチーフデベロップメントオフィサーであるMatthew Froggatt氏は次のように話す。
「この結果は、ある文化が、広く浅くの交友関係を持つ人が多いか、狭く深くの交友関係を持つ人が多いかという点を反映しているかもしれない。」
マレーシア人はソーシャルネットワーキングサイト上で最も多くの友人がいるだけでなく、最も多くの時間を費やしており、1週間当たりの使用時間が平均で9時間に上っている。それに次ぐ使用頻度を誇るのがロシアで週平均8.1時間、次いでトルコが週平均7.7時間をソーシャルネットワークに費やしている。
Eメールよりソーシャルネットワーキング
この調査で明らかになったことは、今やEメールよりもソーシャルネットワーキングサイトの利用時間の方が長いということだ。この傾向は携帯端末でのインターネットアクセスの増加によって更に高まっている。
アメリカでは、オンライン利用者の3分の1が携帯端末からソーシャルネットワークにアクセスすることを希望している。一方、PC経由でのアクセスは4分の1であった。

Japanese have fewest digital friends on social networks
http://www.bbc.co.uk/news/technology-11501625TNS
http://www.tnsglobal.com/