従来とは全く異なる種類の通信会社へ
米国にかなりのユーザーを持つフェイスブックと、欧州を始めとして世界中に多くのユーザーを持つスカイプとの連携は両者にとってwin-winの関係になると見られている。
ビジネステクノロジーブログのBNET.comのコメンテーターであるBen Popper氏は次のように話す。
「この提携は通信業界の将来に新たな方向性を与えるかもしれない。現在、電話は携帯電話ネットワークが占有しているが、このフェイスブックとスカイプの連帯は非常に大きくて深いので、従来とはまったく別の種類の通信会社が生まれる可能性を秘めている。」
ユーザーは世界中に
スカイプはルクセンブルクに拠点を置き、5億6,000万人の登録ユーザーと810万人の有料ユーザーを抱えている。同社によると、人々はスカイプ上で毎日平均5億2,000万分にもわたってお互いにやり取りをしているということだ。
一方、フェイスブックもまた5億人以上のユーザーを抱えており、当然一部は重複しているであろうが、両者を合わせると単純計算で、のべ10億人のユーザーがいることになる。
リサーチ会社であるコムスコアが報告したところによると、8月の一月間でユーザーがフェイスブック上で費やした時間はは4,000万分に達するという。
ウィンドウズ対応のスカイプ5.0バージョンはすでに利用可能であるがMacやLinuxバージョンの情報についてはまだ発表されていない。

Facebook and Skype deal to dial friends and family
http://www.bbc.co.uk/news/technology-11547799Facebook
http://www.facebook.com/Skype
http://www.skype.com/intl/ja/home