米国の固定電話離れ進む：米国固定回線の解約者増、3ヵ月で50万人

米国で固定電話の解約が増加しているという。

ダイヤルQ3部門では、Comcast社、Time Warner社、Cablevision社、Charter社のサービスを今年解約した人の数は合計で51万8,000人にのぼった。ダイヤルQ2部門はさらにひどく70万人以上にのぼったという。

Big Cableサービスの利用を止めた人の数はこの6ヵ月間でおよそ120万人にのぼる。ここ数年、大手有線通信事業者は電話料金を毎年およそ10%ずつ上げている。

有線通信事業者大手Comcast社は今年の平均客単価（ARPU、average revenue per user）が前年比で10パーセント増加したと発表した。今年の第３四半期の1ヵ月当りの平均客単価はおよそ130ドル（約1,0600円）だった。

有線通信事業者大手Charter社の今年の平均客単価は前年比で9パーセント増加し今年の第３四半期の1ヵ月当りの平均客単価はおよそ126ドル（約1,0600円）だったという。

有線通信事業者大手Cablevision社の今年の第３四半期の1ヵ月当りの平均客単価はおよそ149ドル（約1,2000円）だったという。
料金に関して、加入者が解約に踏み切るポイントはいくらだろうか？およそ130ドル（約1,0600円）だろう。つまり有線通信の毎月の使用料金がインターネットの毎月の使用料金の相場とほぼ同じになった段階で解約する加入者は続出する可能性がある。

上がる一方の固定電話料金。これでは加入者が去るのも無理はない。何らかの手を打つ必要がある。



Cable Companies Lose 500,000 Subscribers in 3 Months
http://www.nowpublic.com/tech-biz/cable-companies-lose-500-000-subscribers-3-months-2724858.html

gigaom.com
http://gigaom.com/video/big-cable-is-bleeding-500k-subscribers-lost-last-quarter/