米Google社の買収続く
米Google社の買収が続いている。
先日米国のクーポン共同購入サイト米Groupon社との買収の交渉を行ったのは記憶に新しい。米Groupon社との交渉は決裂した。
Google社は2010年の最初の9ヵ月で計16億ドルを使い計20社以上の企業を買収している。
目的は買収の効果
Google社は過去に大企業を買収してきた経歴がある。
2004年には移動広告サービスAdMob社と旅行データサービスITA Software社をともに7億ドルで買収している。2006年には世界最大の動画サイトYouTube社を16億5000万ドルで買収している。2008年にはオンライン広告会社DoubleClick社を32億ドルで買収している。
AdMob社創設者Omar Hamoui氏はAdMob社がGoogle社に買収されて5ヵ月後に会社を退職している。YouTube社の創設者の一人Chad Hurley氏とYouTube社のエンジニアLars Rasmussen氏は2004年にGoogle社に引き抜かれ、Google社でGoogle Mapsの基礎を作った。2人とも最近になってGoogle社からの退職を表明している。以下、金融系ニュースサイトBloombergに掲載されたGoogle社開発副部長のコメント。
Google社開発副部長David Lawee氏
世界の変化のスピードは本当に速くなった。2年前の小企業が2年経ったら大企業だ。もっと大きな企業を買収する可能性もある。
Google社
企業買収で得られるスキルはそれほど大きなものではない。大きいのは買収の効果だ。

Google to Acquire More Companies as Big as YouTube, DoubleClick Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2010-11-05/google-to-acquire-more-companies-as-big-as-youtube-doubleclick.html