物流センターに着いてから長時間待たされる
2023年5月24日株式会社スギ薬局(以下 スギ薬局)は、株式会社Hacobu(以下 Hacobu)が開発したトラック予約受付サービス「MOVO Berth(以下 ムーボ・バース)」を物流センターへ導入したと発表した。
このムーボ・バースは、スギ薬局の全16物流センターに導入され一元管理することで、トラック到着から荷下ろしまでの時間短縮を可能とした。
なお、このサービスを導入する以前は、荷待ち時間が2時間を超えた事例も確認されており、トラックドライバーや物流センター従業員の作業時間も短縮された。
長時間の荷待ちは、情報把握不足が原因
物流センターでの入荷車両の待ち時間が長くなっていることは、スギ薬局側で把握していたが、取引先からの連絡やドライバーからの申告でしか分からず、到着が早いのか、センター側がトラックを待たせているのかが分からなかった。
ムーボ・バースを導入後は、到着するトラックの台数、到着時間を朝の時点で把握することが可能になり、それに合わせた人員配置が可能となった。
入荷量の予測もしやすく、残業やスキル保有者のシフト予定も立てやすくなり、働き方改善にも役立っている。
なお、モデルケースを他センターへ横展開したことで、全体で効率が上がっており、今後は、他会社物流センターでの活用が期待される。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Hacobu
https://hacobu.jp/news/5805/