気象のプロ・ウェザーニューズとタッグ
株式会社
テレビ朝日と株式会社
ウェザーニューズの両社は、4月4日、全面的に提携することを発表した。
テレ朝とウェザーニューズを
24時間体制の専用回線でつなぎ、ウェザーニューズのデータを「
機動的に活用」、また、ウェザーニューズをサポートする
27万人におよぶ全国の”ウェザーリポーター”の情報を、より「綿密な連携で活用」するとしている。
ウェザーニューズへ直行
この試みは、「
報道ステーション」と「
やじうまテレビ!」からスタートする。たとえば、「報道ステーション」では、激しい気象現象が発生した場合には、宇賀なつみアナウンサーがウェザーニューズのグローバルセンターへ駆けつけ、そこから緊急中継する。
生い立ち
ウェザーニューズは、1986年、
石橋博良氏と有志40人によって創業された。きっかけは、1970年に福島県いわき市小名浜港を襲った
爆弾低気圧。
この爆弾低気圧によって、貨物船が沈没、15人が死亡した。当時は、
船乗りのための気象情報がなかった。そのことがこの惨事につながった。創業者・石橋氏はこの事故を契機として、気象の世界に足を踏み入れることを決意したという。
テレ朝とウェザーニューズの発表資料(PDF)weathernews