Microsoft、無料で使えるOneDrive容量が大幅アップ！

米Microsoftは現地時間の23日、同社が提供するオンラインストレージサービスの「OneDrive」について、その容量と価格改定について発表を行った。来月からの適用で、ユーザーが新たに手続きを行う必要はなく、自動的に反映されるという。

今回の改定で、無料で利用できる容量が15GBにアップした。アカウント取得時に、だれでも無条件で利用できるようになる、この無料容量分は、従来7GBだったため、15GBと倍以上に増強されることになる。

Microsoft OneDriveプログラムマネージャーのOmar Shahine氏は、Microsoftが入手したデータによると、PCユーザーがローカルPCに保存しているファイル容量は、4分の3のユーザーで15GB以下だったという。よってこの15GBの無料提供は、必要なドキュメントやビデオ、写真などを1カ所にまとめて、簡単に保存・管理するのに十分な量を満たすだろうとしている。

また、Office 365ユーザーには無条件で1TBを無料提供することも発表された。同社は4月より「Office 365 Business」Editionのユーザーに限定して、1TBの無料提供を行ってきたが、これを他のすべてのEdition、PersonalやHome、Universityなどにも拡張して適用とする。

（画像は公式ブログ発表記事より）

Office 365に加入していないOneDriveユーザー向けの追加有料価格も見直し、約70％OFFとなる大幅な値下げを提案した。100GBは月額7.49ドルから月額1.99ドルに、200GBは月額11.49ドルから月額3.99ドルとなる。

Microsoftでは、手軽にたっぷり、容量を気にすることなく快適に利用できるようになったOneDriveを、おおいに活用してほしいとPRしている。




The OneDrive Blog　公式ブログ該当発表記事
https://blog.onedrive.com/new-onedrive-storage-plans/